「男性の育休はありえない⁈」データで見る若いパパ・ママのリアル

出産

こんにちは!3人の子育てを経験した【怒りんぼ母】ことチアマミーです。

男性の育児休業取得率が50.9%になったそうですね~

「夫婦が協力して子育てできる時代になって、うらやましいわあ…」としみじみしていたら、

「男性の育休・ありえない」――⁈

そんな検索ワードをネット上で見つけました。

数字だけ見ると、働く男性の育児に対する意識が上がったように見えますが、もしや世間の本音は違っているということでしょうか?

そして、私チアマミーは、女性の育休取得率88.3%という数字も気になりました。

ママの育休率、これって高いの???

働く若いパパ・ママが直面しているリアルについて考察してみました。

女性の育休取得率はどれくらい?

厚生労働省の調査によると、令和7年度の育児休業取得率は次のとおりです。

前年に比べて、取得率は順調に上がっているように見えますね。

区分令和7年度令和6年度増減
女性88.3%86.6%+1.7pt
男性50.9%40.5%+10.4pt

女性の育休取得率は年々上がっていますが、私チアマミーは、「88.3%」という数字を見て

「あれ?意外と低いなあ」と思ってしまいました。

育休取得率は、「全出生数」を分母にすると、仕事を持っていない人や産休後そのまま退職した人も含まれるので、割合が低めに出てるようです。

個人事業主として働く女性も、まとまった「育休」は取れないかもしれませんね。

そして、非正規雇用の女性で育休を取れた人は6~7割ほどしかいないとか。

実際は、雇用形態によってかなり差があるのですね。

近頃は法律が整備され、パート・アルバイトであっても、一定期間雇用が続く見込みがあれば育休取得は可能だそうです。

ですが、法律上はそうなっていても、実情は難しい面があるのでしょう…

男性の育休取得率はホントに上がった?

先ほどの表を見ると、男性の育休取得率が「50.9%」に上がっています。

前年から10%も上がり、働くパパの半数が育休を取れるようになったとはすごい進歩ですねえ!

(男性の非正規雇用者の育休に関してのデータは見当たりませんでした。)

また、男性が利用した「育休」とは、半数以上(56.8%)が「産後パパ育休」(出生時育児休業)制度のようです。

「産後パパ育休」は、子どもの出生後8週間以内に最大4週間(28日・2回に分割可能)まで取得できる休業制度です。

この制度は2022年から始まり、男性が育児に参加しやすいようにと考えられたものです。

(「ちょっとお試し育休」みたいな感じ?)

通常の育休よりは、子どもが生まれてすぐのタイミングや、短めの日数なので取りやすいといったところでしょうか。

お試しでも育休を取りやすい空気が広まれば、パパも安心して育児に参加できそうですね。

なぜ「男性の育休・ありえない」と検索されるの?

私チアマミーは、

「ママが育休をもっと取りやすくすべき」

「パパの育休が広がるのは喜ばしい」

というスタンスでこの記事を書いていますが、

ネットでは「男性の育休・ありえない」との検索ワードが見受けられます。

それにはどんな背景があるのか調べてみました。

① 職場の人手不足・代替要員の問題

中小企業や人手が慢性的に不足している職場では、「自分が抜けたら仕事が回らない」というプレッシャーが強いと思われます。

おそらく、職場の雰囲気も「育休取得そのものが現実的でない」と感じるのでしょう。

② 収入減への不安

育休中は給与が支給されない企業が大半です。

育児休業給付金でカバーされるとはいえ、「額面が減る」という不安はぬぐえませんね。

③ 上司・同僚の理解不足(パタニティハラスメント)

「男が育休なんて」という価値観がまだ残る職場も多数あり!

取得を申し出た男性が肩身の狭い思いをする、いわゆる「パタハラ」が問題視されています。

育休が、その後の昇進や昇給にモロ影響することが、一定数あるようです。

④ そもそも制度を知らない・前例がない

社内に育休を取った男性がいない、就業規則の周知が不十分といった理由で

「取りたくても取り方が分からない」というケースもまだまだ多そうです。

チアマミー
チアマミー

会社の規模や業種によっても事情がちがうのでしょうねえ…

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「男性の育休・ありえない」と検索される意図は?

「男性の育休・ありえない」と検索する人は、どういう思いからなのでしょうね?

頭ごなしに「男性の育休は非常識だ!」と否定しているケースもあるかもしれませんが…

それだけでなく、

「取得できなかった当事者の悔しさ」や

「取得を後押ししたい家族側の疑問」から来ている検索も混ざっていると感じます。

ネガティブな言葉が並んでいても、その裏には様々な立場の人の本音があるのですね。

日本の「育児休業法」が施行されたのは、1992年(平成4年)4月1日。

私チアマミーはその3年後に初出産しましたが、当時はパート勤務だったこともあり「育児休業法というものができたらしい」くらいの感覚でした。

しかもこの「育児休業法」は、女性だけでなく男性も対象だったなんて知りませんでした!

あれから34年の月日が経ってもなお、全ての人が育休を取れるわけではなく、雇用形態によっても差があるのです。

せっかく法律が制定されても、新しいスタイル・考え方が世間一般の人々に浸透するまでには、長~い時間がかかるということですねえ。

「産後パパ育休制度」は、2022年(令和4年)10月1日に施行されたばかり。

まだ4年足らずですが、思いの外多くのパパが利用している印象です。

「男性の育休・ありえない」から「男性の育休・あたりまえ」に、だれもが制度を気兼ねなく使える日が早く来るといいですね。

「男性の育休」リアルな声を拾ってみた

男性の育休について、実際に子育て中の家庭からよく聞かれる声を拾ってみました。

パパ側

  • 「育休を取りたいと伝えたら、上司に『責任感がない』と言われた」
  • 「1〜2週間だけ取ったが、正直もっと長く一緒にいたかった」
  • 「収入減が怖くて、結局有給休暇の消化だけで済ませた」
  • 「取得してみたら、想像以上に育児と家事の大変さが分かり、夫婦の会話が増えた」

ママ側

  • 「夫が育休を取ってくれて、産後の身体がボロボロな時期を乗り切れた」
  • 「制度はあっても、夫の職場の雰囲気で結局取れなかった」
  • 「自分だけが育休・時短を担うことになり、キャリアへの焦りを感じる」
  • 「里帰り出産で夫は育休を取らなかったが、後から後悔していると聞いた」

やはり「職場の雰囲気」「収入面の現実」などが、男性の育休取得の壁になるケースが多いようでした。

でも、「パパの育休」は、パパ本人にとっても、ママにとっても「取って良かった」と思える結果になっています。

単純に、「夫婦一緒に、我が子の可愛い瞬間を見逃さず、子育てを楽しんでほしいなあ」と願っています。

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子育て世帯が知っておきたいサポート体制

子どもを健やかに産み育てるため、この数年、若いパパママを後押しする仕組みが着実に整ってきています。

前述した、「産後パパ育休(出生時育児休業)」以外に、収入面のサポートも存在しますよ。

出生後休業支援給付金(2025年4月〜)

夫婦ともに合計14日以上の育休を取得した場合、最大28日間、休業前賃金の13%が上乗せで給付されます。

従来の育児休業給付金(67%)と合わせて給付率が実質80%となり、社会保険料の免除や非課税措置も加わることで、「手取りベースで実質10割相当」に近づく仕組みです。

収入減への不安を和らげる大きな後押しといえます。

●育児時短就業給付

2歳未満の子を育てながら時短勤務をする場合、時短勤務中の賃金の最大10%が給付される新しい制度です。

復帰後の「働き方を戻すハードル」を下げる狙いがあります。

●自治体・地域の子育て支援

福岡市では、子育て支援のサービスが充実しています。

「産前・産後ヘルパー派遣事業」

妊娠中や生後1年未満の乳児がいる家庭を対象に、家事や育児のサポートが受けられます。

「ベビーシッター派遣」

保護者の通院、リフレッシュ、冠婚葬祭や、保育園入所までの育児のためのベビーシッター費用が一部助成されます。

「ファミリー・サポート・センター」

保育所・幼稚園への送迎ができない場合、留守家庭子ども会からの帰宅後や冠婚葬祭や買い物など外出する場合に、会員同士で子どもを預けたり、預かったりするネットワークです。

制度の給付だけでなく、こうした地域のサポートを併せて活用することで、育休中・復帰後の負担を軽減できそうですね。

6. 解決のためにできること

数字の伸びを本当の意味での「働きやすさ」につなげるために、家庭・職場それぞれでできる工夫を挙げてみます。

「男性の育休・ありえない」について【まとめ】

「男性の育休・ありえない」と検索されるのは、まだまだ企業内での「育休制度・子育てに対する認識」が低いことの表れのように思います。

今の若い世代は、「仕事か子どもか」選びたいわけではありませんよね。

むしろ、「仕事も続けたい、子どもも大切にしたい」

そう考えている人が多いのではないでしょうか?

だからって、そう考えるのは欲ばりでもワガママでもありませんよ!!

誰か1人が育休を取ると業務が回らないとか、業績が落ちるとか、そんな会社ヤバいでしょ~

出産や育児を経験してなくても(あるいは終了していても)、突然病気になったり、事故に遭ったり、介護が始まったり…そんなことは誰にでも起こり得るのです。

いつ誰が休んだとしても、ちゃんと仕事が回る職場の仕組み作りが大切ですよね。

そして、パパになる全ての男性に、声を大にして忠告したいことがあります!

「絶対に、育休を ”自分のための休み” にしないこと!!!」

育児は、ママだけのものではありません。

気が向いた時にお手伝いすれば済むものでもありません。

夫婦一緒に協力して、子どもを育てていくという自覚を持ってくださいね!

単に「男性が育休を取れる社会」ではなく、「パパもママも育児をしながら、安心して働き続けられる社会」が来ることを期待したいと思います。

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